カテゴリ:曲のレビュー( 5 )

 

OOPARTS / アルバムレビュー

OOPARTS / the pillows

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OOPARTS【初回生産限定盤】
[CD+DVD] [Limited Edition]"










1. Dance with God
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
サビのコーラスとギターの音の厚みが大好き。
曲からイメージする映像は、それこそ“Spike Me Into Space / Salon Music”
みたいな、ちょっとサイケデリックで彩度の低い不思議な映像が似合いそう。
(コラージュの写真から輪郭の線が何重にも出てきて、どんどん広がっていくみたいな)


2. YOUR ORDER
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一応アルバム代表曲でもあるけど、万人受けしにくそうなイントロとAメロが
ピロウズっぽい。でも「好きな音を鳴らして音楽と呼べばいい」っていい言葉だね。
歌詞はシュールでナンセンスな文をちりばめてるけど、それがいいバランスで
組み合わさってて面白い表現だと思う。
っていうかさわお氏、音人のインタビューでこの曲について「歌詞はどうでもいい」って
語ってました。おいー!!


3. メロディー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
キャッチーなメロディとさわおさんのロマンチックな感性が絶妙にマッチした曲。
テンポはもう少し速い方が好きかも。でもたぶんライブではそうなるんじゃないかと予想


4. Lemon Drops
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
さわやかだ。実にさわやかだ。キラキラ輝く水しぶきと、はじける笑顔の女の子が
出てくる清涼飲料水のCMに合いそうだなと思った。
そして私は「Hello, Hello,...」と連呼するサビの曲が例外なく好きだ。
歌詞は・・・ぃゃぁぁ恥ずかしい(/д\*)! っていうくらいストレート。
こりゃ英詞じゃないと歌えないわ。


5. FOXES
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
視聴がやばすぎるほど渋くて格好良かったので楽しみだった1曲。
でも全体を通して聴くとそれほどでもなかった。あ・・・あれ・・・
しかし後半のBメロ~サビの歌い方はやっぱり格好いい。
あとツインドラム格好よすぎ。
こじゃれたバーじゃなくて、男くさい酒場が似合う曲。


6. Beyond the moon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一聴した時よりも2回、3回目の方が印象が良くなっていく。
切なさとやさしさがにじみ出てるような、Bメロのメロディーラインがとても好き。
特に2番の 「夏に身を委ね  絵画(え)のように微笑む  君は誰より素敵」 の部分。
tinyboatの時も思ったけど、「君」や「情景」を描写する時のさわおさんの
言葉の選び方は本当にセンスがあると思う。
かと思えば最後には、“I love you”なんてストレートな表現を使ったりするから、
よけいに日本語詞の素晴らしさが浮かび上がる。


7. ジョニー・ストロボ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
A~Bメロが印象に残らない。楽器の音もちょっと物足りないかんじ。
一転してサビは音の厚みと勢いがあって、すごくキャッチーだ。
サビのフレーズだけで言ったら、一番好きかも?
まさにピロウズのポップソング!
でも3分ないんだよね、この曲。流れ星みたいに、さっと駆け抜けて
終わる展開が上手いなぁと思った


8. 雨上がりに見た幻
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
曲が持つ意味やライブ等での位置づけからして、特別感のある曲であることは
わかりきっていたけど、アルバムの中にあると違和感が全く無いのに感動。
感じた印象としては、amazonのレビューに近い。

“黙示録的なフレーズが「20年間の足跡をセンチメンタルに噛み締めるモノローグ」
として響いていた。が、そういった言葉の数々が、このエネルギッシュなアルバムの
1つのピースとして収録されることによって、この曲の世界は「これまでに見た風景」
から「新たな闘争へ向けてスタートするための原風景」へと意味を変え、
僕らの目の前に広がっていく。”


なるほどね!同じ曲なのに、新たな感じ方を与えてくれるからやっぱりアルバムって面白い。


9. LIFE SIZE LIFE(The bag is small,and I don't enter)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
アイロニーな色の強いさわおさんの書く詞の中でも、かなり強めの皮肉。
でも歌ってる内容はすごく納得できたな。チャートを賑わすヒット曲の歌詞は、
お説教臭くて綺麗ごとすぎて全然共感できなかったから。
でもこればっかりは、誰の事を歌っているのか、ひたすら触れないで欲しかった。
インタビュアーもわざわざヒント出すような事言わなくていいのに。
「誰が」とかいう問題じゃなくて、そう感じる歌が多いってだけの話でしょ

でも掲示板では「song for エスパー伊藤」とか書かれてて笑った。
文面通りに受け取ったらそうなるよな


10. Primer Beat
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
大好き!裏拍のJazzyなリズムに合わせて、早口のさわおさんがひねくれた歌を歌う。
「止まってる時計だって 一日に二度 確かな時間を指せるのに」 ←ここ特に好きだ。
ふつう止まった時計を見てそんな発想思いつかないよなぁ。
大人っぽいアレンジが入ったかと思えば、ステップを踏みたくなるような
ご機嫌なリズムが胸をかきたてる。そんな曲に乗って軽快に歌われるのは、
駆け出すようなはやる気持ちと、後ろ向きなのに妙に明るい気持ちが入り混じった歌詞。
ピロウズの持つ多様な才能を一度に味わえる名曲だと思う。
たぶんアルバムで一番好きかな。


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YOUR ORDER(PV)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
発売前にアップされてる動画を我慢するのに必死だった・・・。
おふざけ満載の、まさにピロウズらしいPV。
随所に出てくる、過去のシングル曲を連想させるモチーフが楽しい。
まばたきしたネコの気球を見て、パロディウスを思い出した。(なつかしー)
最後の指揮者さわおさんには爆笑しました。
この人って、イケメンに見えたりそうでもなかったり不思議な顔だ。

しかしこれゴールデンのCMで流れてるらしいけど、
いいのかこれで(笑)。 いや、いいのだこれで。

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全体的に、AメロBメロは控えめに、あえて音をそぎ落とした構成で進んで、
サビで一気にブレイクさせるっていう展開の曲が多いと思った。
これまでは、サビ前のフレーズも好きな曲が多かったので今回のアルバムは
どうなのかなー好みに合うかなーという変な心配もあったけど、
すでに最初の印象と違ってきている曲もあるので、これから聴きこんでいって
どんな風に印象が変わるのか楽しみ。

でもいいアルバムであることに間違いはないです。

アルバム発売、キャンペーン真っ最中、来月からはツアーを控えているのに
フロントマンはすでに新しい曲を作っているらしい。

健全な音楽活動が続いているバンドのファンでいられることに、
例えようのない喜びを感じます。

もっかい戻ってきてよかった。


ツアー楽しみすぎる!

あういぇー!
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by feelin-groovy | 2009-10-15 11:23 | 曲のレビュー  

Go! Go! Jupiter / Tokyo Bambi (2008)

2009年7月22日皆既日食記念エントリ。

わたしが住んでるあたりは部分食だったので、薄曇りの時に
なんとか見ることができた。すごっ。三日月みたいな太陽!

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なんでも日本で見られるのは46年ぶりという事で、
世間は大変な盛り上がりを見せている。

さて、ピロウズで皆既日食と言ったらこの曲しかないだろう!

レビュー:Go! Go! Jupiter / Tokyo Bambi (2008)
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マキシシングルTokyo Bambiのカップリング。
イントロのギターリフが特徴的な、アップテンポの楽しい一曲。
歌詞がとにかくキュートで、もうまさに加速しちゃう恋心ってかんじだ。

パンク調の明るい曲で、トイドールズの「She Goes To Finos」とそっくり。
どうやらオマージュらしい。STVの番組内で、さわおさん本人による
「トイドールズっぽく作った」との発言あり(公式FOLUMより)


The Toy Dolls
1979年に結成されたイギリスのパンクロックバンド

以下、Wikipediaの記事
通常、多くのパンクロックの歌詞は政治的なテーマであったり、社会的な怒りに満ちた内容に
なっている場合が多いが、トイドールズはそれらのパンクバンドとは一線を画したスタイルで活動を続けている。あくまでもパンクの美意識の範囲内で、人を食ったような歌詞と歌のタイトルを付けることで、生意気な若者たちの愉快なユーモア感覚を表現することが、彼らの最大の特徴である。

(Wikipediaより引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA

この説明を読むと、なんとなくGo! Go! Jupiterの
イメージに通じるものがあるな。


さて実はこの曲、ファンの間ではPVがとても有名。
全編アニメーションで構成されていて、登場するメンバー3人が
本人たちに激似なのだ。

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た…確かに似てる。Peeちゃんのギターの弾き方や、さわおさんの
「にやり顔」なんてソックリだ。しかも可愛い・・・。

これを手がけたのはイラストレーターの“SHIKACHAN”という方。

公式サイト
http://shikachan.chips.jp/

実績紹介のページから、彼の手がけた案件の一覧が見られます。
http://shikachan.chips.jp/plofile/index.html

私はペナルティーライフから入ったので、ジャケットや歌詞カードに
描かれた彼の絵が一番最初の「the pillowsのイメージ」だった。

ポップでキュートだけど、ちょっとダークでシニカルな雰囲気のイラストが
収録されてる曲のイメージに合っていて、結構いい印象を持ったのを覚えてる。

Tシャツのデザインもこんなに描いていたのか~

さて、歌詞。


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自転車で木星まで
キミを後ろに乗せて
強くしがみついてなよ
今夜は帰れないぜ
 →自転車w かわいすぎる。宇宙空間でタンデムサイクリング。

LaLaLa- LaLaLaLaLa
きっと何かが待ってるはずさ
 →サビの部分がコーラスの曲が意外と好きだと気付いた。
  Mr.Droopy然り。ライブで一緒に歌ったら気持ちいいんだろうな。

特権階級の宇宙船
軽く追い越して行く
 →その特権階級の宇宙船内にあるステージで演奏している3人。
   某バンドの”NEO UNIVERSE”みたいな状況でしょうか


皆既日食のエンゲージリング
キミに似合うはずなんだ

 →ロマンチックすぎだ! お金じゃ買えない、とびっきりの
  プレゼントをキミに。外国のティーンズカップルってかんじ。


LaLaLa- LaLaLaLaLa
そっと左手をかざしてくれよ

 →曲に合わせて手をかざし、プレゼントを受け取るキミ。
  それにしても可愛いなこの女の子・・・。

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辿り着いた木星の
赤い風に酔いしれ
 →ちなみに木星では風速5,000mの風が吹いているそうです。
  しかし恋する2人にとってはそれすらも爽やかなそよ風。

3度目のキスをしたら
帰らないで土星まで行かないか
 →「行かないか」の後の「ギュゥゥゥゥゥゥン」ってギターの音が
  宇宙に昇っていくハートの効果音みたいで、とっても素敵だ。


LaLaLa- LaLaLaLaLa
きっと何かが待ってるはずさ
 →聴いた後、幸せな気分になれる曲とPV。恋したくなるんじゃない?
  いつまでもこういう情熱と純粋な気持ちを忘れてほしくないよね。


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そして衝撃の1シーン


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バスター君誘拐されるの巻。

そして「1989」では、とある惑星で発見される。
ペットとしてそれなりに安定した生活を送っている模様。


とまぁそんなわけで、若干やっつけなので雑だけど
どうしても今日あげたかったのでレビューでした。


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私も誰かに皆既日食のエンゲージリングもらいたいなぁ。


はっ


次に日本で見られるのは2030年ですって?


うわぁぁぁぁぁ嫌だぁぁぁぁぁ


なんてね。



あういぇ!
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by feelin-groovy | 2009-07-22 21:47 | 曲のレビュー  

チェルシーホテル / BLUE SONG WITH BLUE POPPIES (2009)

レビュー:チェルシーホテル / BLUE SONG WITH BLUE POPPIES (2009)
the pillows 初のアンプラグドツアー“BLUE SONG WITH BLUE POPPIES”より


新曲だとか! 3、4年前に作ったのにほったらかしにしていた曲らしい。
さわおさんは曲を作った時期に関係なく、詞が乗ったものからリリースしていく
って言ってたからこの曲もそうなんだろう。

個人的にはすごい好きな曲調。バンドバージョンより、このままのアレンジで
すでに完成してる気がする。

酒場で気の合う仲間たちとダラダラ飲んでは喋っているような夜に、
誰かがふいにギターを手にとって歌いだすようなイメージかなぁ。
歌ってるうちに気が付いたらみんな聴き入っちゃってるようなね。

肩なんか組んじゃったりしてね。

懐古的なのね。


コード進行とか専門的な事はサーパリわからないんだけど、いつもの
ピロウズの曲とはぜんぜん違う和音とメロディーだと思った。

イントロだけ聴いたら、ふと「STAND BY ME」思い出しちゃった。


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イントロ
 →淳さんのベースがとても渋くていい。フロアの温度や雰囲気が
  伝わってくるみたい。

「懐かしいオルゴールの蓋をあけては  ○○○られ(?)
 永遠を刻むように時は流れた」
  →「刻むように」の「ざ」の発音が好き。顔くしゃってなってたらもっといい。

「目を開けて立ち上がって 光の方へ闇の方へ
 寂しさを覆うように時は流れた」
  →横ノリの曲には、対比かつ反復の表現が合うよね。

「忘れないでくれよ マイフレンド
 チェルシーホテル揺らして 人気のないフロアではしゃいだ
 free oh free」
  →てきとうにfreeて書いたけど、このハモリのとこは何て歌ってんだろう?
   ファルセットいいなー。今までのピロウズにはないフレーズな気がする。

「泣きそうな笑い話  But I don't know how to cry」
  →ここの「But I don't know」までの歌い方がすごく格好いい!
   ブレス入れずに直前の言葉から流れるみたいに歌ってて、素敵だ。

「目を開けて立ち上がって 光の方へ闇の方へ
 飲み込んだ音の痛み 今も消せない」
  →過去を懐かしむとともに、胸に残るかすかに苦い記憶を思い出しているような。

「忘れないでくれよ マイフレンド
 チェルシーホテル照らした 光と影とキミとのmusic
 free oh free」
  →君との後がよく聴き取れない・・・たぶんmusicだと思うんだけど

「語られないおとぎ話 But I don't know how to fly」
  →この後のPeeちゃんのソロいいなぁ。アコギ素敵すぎる。
   派手すぎず、走りすぎず、技巧的なのに情緒がある大人の魅力って感じだ・・・。

「忘れないでくれ マイフレンド
 チェルシーホテル揺らして 人気のないフロアではしゃいだ
 free oh free

 泣きそうな笑い話  But I don't know how to cry
 語られないおとぎ話 But I don't know how to fly」

  →ラストも好き。一瞬リズムが止まって、また動き出すような。
   やっぱこの曲はソファか何かに座って、リズムを取りながらゆっくり聴きたい。


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ひぇー歌詞ぜんぶ載っけちまったよー  問題あれば速攻消しますので


さわおさんの声に関しては、高らかに歌い上げるバラードや衝動をぶちまけるような
ハードロックナンバーの曲はもちろん大好きなんだけど、この曲みたいに
つぶやいてるような、囁いてるような歌い方の声もすごく好き。

地声は高めの人なのに歌うときの低音はすごく甘くて渋くて、格好良いんだよね。
渋皮付きマロングラッセみたいなイメージ。どんなだ。

「1989」の前半とか、「傷跡の囁き~」とか「smile(豹変前)」あたりがそうかな。
「Across the Metropolis」とかもやばいなぁ。

甘さオンリーでいくなら「ガールフレンド」とかね。
(Love Letter Version聴いたときは悶死した)


なんかちょっと話ずれちゃった。
というわけで、リリースもされてないのにかなりお気に入りの曲になっちゃいました!

ところで、タイトルの「チェルシーホテル」はどっちのことなんだろう?
東京にあるライブハウス?もしくはニューヨークの有名なあのホテル?

Hotel Chelsea / 222 West 23rd Street.
チェルシーホテルについては、東京マヌカンさんの記事が詳しいのでドゾ↓。
http://tokyomannequin.tokyobookmark.jp/e4459.html

ニューヨークのランドマークにも指定されている伝説的なホテル。
私の大好きな映画「レオン」の舞台にもなったそうだ!


雰囲気的にはホテルの方が合ってる気もしないでもない。
情報知ってる方いたら、おしえてください。


~ 余談 ~


BSWBP チェルシーホテル後のMC
さ「まだ発表してないから誰も気付かないだろうけど歌詞間違えまくった。
  真鍋くん気付いた?」
  → はい、とPeeちゃん。

↑バレてるやんけ・・・。かわいい。
ってか歌詞、必死で耳コピしたのに! 早くリリースしてくれー
武道館でやるかな?




あぅいぇ!
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by feelin-groovy | 2009-07-09 11:17 | 曲のレビュー  

ローファイボーイ, ファイターガール / Good Dreams

レビュー:ローファイボーイ, ファイターガール / Good Dreams


初めて聴いたとき、頭の中にサーーッと「夏」の風景が浮かんだ。

青い空と強い風、海にぎらぎらと映る太陽。
強いコントラストの景色。
きらめくような明るい外の世界とは対照的に、
建物の裏や路地には息をひそめるような静けさと影。

アルバムの中でも特に、疾走感と焦燥感にかられる曲だと思う。



~歌詞から見るLo-Fi Boyの衝動と感情の昂り~


「窒息寸前のラリービーチ
 同じ風に吹かれて」
 →ここのAメロに、いきなり胸を掴まれる。
  ロートーンで抑えぎみに歌ってるのにテンポは速くて、
  足元を滑るように吹き抜ける風みたいだ。
  思い通りに行かない日常の閉塞感から、連れ出されるような印象。
  窒息寸前だったのは、子供時代のさわお本人なんだと思う。
  (ラジオでそう言ってた)


「偶然拾ったトレジャーボックス」
 →なんで少年って変なもの拾ってくるんだろうな。たぶん宝物が入ってる気がして
  ワクワクするんだろう。
  私も小学生の頃、友達と侵入した廃屋でカンヅメを見つけ、持って帰ってしまった。
  友達とドキドキしながら缶を開けたら、中身は普通のミカンだった。


「ローファイボーイ」
 →ローファイの意味
ハイファイ化する一方の音楽環境に対するアンチテーゼ的サウンド。カセットテープやシングル盤レコード、おもちゃ楽器などを積極的に使い、テクニックやスタイルだけでは収まらない音作りの可能性をさぐるもの。グランジという言葉が、カート・コバーン(ニルヴァーナ)の他界によって形だけのものになってしまった後、新たにメディアで囁かれ始めた言葉。(HINE)
 (ロック用語集PartⅡより引用: http://rock.princess.cc/rock-keyword2.html)

 ふーむ。単なる「ロック少年」とはちょっと意味合いが違うのかなー。
 音楽用語に精通してないからニュアンスはよくわからないや。 →補足を追記


「ファイターガール」
 →これまた強いんだろうなー。
  ピロウズの歌に出てくる女の子はつよい子が多い(本当は弱い子も多い)
  若い頃はとにかく傷だらけだ。生傷だったり心の傷だったり様々だけど。


「同じ風に吹かれて」
「同じ雨に打たれて」
 →好きな子や友達と、喜びも悲しみも一緒に感じることができたのはいつの事だろう?


「廃墟に残ったテレフォンボックス」
 →廃れたもの、非日常の匂いがするものに強く惹かれてしまうのが男の子の性らしい。


「無駄になった道化役はそっと
 誰かを救ったんだろう」
 →この言葉がすごく好きだ。大人からしたら、全く無駄で意味のないように
  思える経験や感情は、決して無駄ではなくていつか報われるんだろう。
  いい歌じゃないか!


「lo-fi boy rock me
 fighter girl kick me
 hey hey hey hey

 lo-fi boy call me
 fighter girl kiss me
 hey hey hey hey 」
 →ラストの高音フレーズがとてもいい。
  抑えに抑えてた衝動を解き放つように歌い上げるさわおの声がたまらなく響く。

  さわおは「歌っていて気持ちいい言葉しか選ばない」と名言している通り、
  この部分もリズムとメロディーにぴったりとはまってて最高だ。
  聴いてるだけで気持ちいいんだから、歌ってる本人はどんだけ気持ちいいんだろう。
  
  



~全体を通して~

この歌は誰の歌なんだろうと考えてみた。
「少年時代の二度と戻らない夏をふと思い出している大人」か、
「今のこの瞬間がもう二度と戻らないことを知っている少年」の歌のような気がする。
どっちだろうな。後者かな。


その時はそう思えなくても、後になったらなんだかキラキラして見える「少年時代」ってのを
体験してみたいよ。(性別違うけど)


それにしてもGood Dreamsはほんとに名曲が多い。リリースが2005/5/3かー。
この歌は特に、今の曲として出しても十分通用する気がする。

はじめて聴いたときほんと衝撃だったもんね。
Youtubeのコメント風に言うと“Cooooool!!!!!!!”て感じだ。
ライブで聴きたいなー。




あぅいぇ!




~補足~

定番だけどWikipediaの解説の中にとてもわかりやすい説明があったので引用。

Lo-Fiという言葉がイギリスやアメリカなどで一般的・重宝的となったのは1980年代である。それ以前も単に「音質、録音環境の悪い音楽」としてLo-Fiは使われていたが、基本的にはその音楽や録音に対する「録音環境が悪い」といった意味合いを持つ蔑称的なスラングとして扱われており、一般的に好意的に扱われ得る意味を持ち合わせてはいなかった。そもそも当時の録音環境はメジャーとインディーでそれほどの差が見られず、アンダーグラウンドの音楽シーンで、ロックやジャズの実験的な音楽家を中心に一つの表現方法として注目されていた程度である。
しかし、1980年代に入って録音技術が格段の進歩を遂げるにつれ、メジャーシーンのダンスミュージック、ニューウェーブロック、ヘヴィメタルなどには、エコーやエフェクトのかかり、またオーバーダブが顕著な、極端なHi-Fiサウンドが主流となる。それまでのポピュラー音楽は「現場の音をいかに正確に録音・パッケージングすることができるか」ということに焦点が当てられてきたものの、技術はそれを飛び越え、むしろ「実際にはアンプやスピーカーからそのような音は鳴らないが、いかにそれを越えたキャッチーな録音ができるか」ということに重点が置かれていく。
アメリカを中心としたアンダーグラウンドシーンやインディー・ロックの一部のミュージシャン達は、これらの現実感のないサウンドによる豪華主義・商業主義への反発を志向し、その流れの中でLo-Fiサウンドは見直されていくことになる。

(Wikipediaより引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/Lo-Fi


オルタナティブ・ロックっちゅー音楽の概念を理解してないと
掴みづらい言葉のような気もするな・・・。


それにしても、この曲のタイトルはホントに秀逸だと思わない?
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by feelin-groovy | 2009-07-02 11:14 | 曲のレビュー  

Mighty lovers / MY FOOT

レビュー:Mighty lovers / MY FOOT


某動画共有サイトで「オサレ」「エロい」とやたらコメントが賑わっている曲。

でも私の中でのイメージはずっと、「男っぽい」曲という印象だった。
私はほとんど歌詞カードを見ながら聞かないので、歌詞や歌の内容は
耳で理解することがほとんどだ。
だからこの曲も、曲調やギターの音色、さわおさんのちょっとけだるそうな歌い方などから
勝手に男らしい雰囲気をイメージしていた。


そんな時、たまたま見つけたもく☆さんのブログでMY FOOTの感想を読んだ。
その中に Mighty lovers が「いろっぽい」でも「なぜかピロウズだと、かわいい感じ。」
と書かれてあって、そんな曲だったっけと思って歌詞を読んでみた。
http://mokuhoshi.blog.so-net.ne.jp/2006-01-13


なるほど、納得。

そういえば私も、曲の中にやたらとお洒落なキーワードが出てくるなーと
感じていたことを思い出した。



ピロウズにしては珍しく、「恋人と一緒に生活している僕」がリアルに
イメージできる曲だと思う。

もっと精神的な繋がりや、彼女への想いを歌った曲ならたくさんあるけど、
この曲は具体的な単語で2人の生活や関係性が想像できるので
やたらとドキドキする。

Tokyo Bambiも歌詞に彼女のことが出てくるけど、あれはさすがに
フィクションの部分、もしくは比喩表現もあると思う。
(実際に世界中のダイナマイトを誘爆させられたら確実に死ぬ)


なぜこの曲がこんなに心をくすぐるのかと言えば、それは山中さわおの持つ
男っぽさや、他の曲のイメージとの「ギャップ」じゃないのかな。


例えば、私の好きなアーティストでもある「L'arc~en~Ciel」のhyde。
彼が書く詩には、もっと淫靡で妖艶でセクシーな描写がごろごろ出てくる。
生々しくて刺激的なキーワードに悶えるファンも多いことだろう。

でもそれは、ある意味・・・ “当たり前”なのだ。
だって歌ってる本人が十分すぎるほどにセクシーなんだもん。
角刈りのマッチョな男がこぶしをきかせて大漁節を熱唱するようなものだ。
(例えがヒドいなー)
まぁ彼のすごい所は、そんな中でも常に魅力的で新しい世界観の詩を書き続けている
ところなんだけどそれを語るのはまた別の場所で。


一方、ふだんギターをガシガシかき鳴らしながら汗まみれで「アウイエー!!」て
叫んでる男の人に、こういう歌をたまに歌われるとドキッとするのだ。


男女関係において、時に異性の魅力を最大限に演出する「ギャップ」というものは
楽曲作りの世界においても強力な力を発揮すると思う。

(反対に、hydeみたいな人がもし「キミに会える理由を考えなきゃ♪」なんて
純情な歌を作ったとしたら、それはそれでかなり萌える)


そういう意味で、適度な過激さとキュートな印象が同居しているこの曲は、
ソングライター山中さわおの多面的な才能の表れであるとともに、
ファンにとってもたまにしか味わえない、嬉しい“刺激”なのだ。


ではここで、少し細かい考察を。

~オサレ(もしくはエロい)と言われる所以と思われる歌詞~


「下着のままでリンゴの皮を」
 →歌い出しがいきなり「下着」。この時点ですでに他の曲とは一線を画している。
  そしてこれはいつもタイミングの出来事なのか。コトの前なのか後なのかそれとも(略)

「甘そうなそいつをくれ」
 →容易に想像できます。ソファーに腰掛けた「僕」の上にゆっくりとまたがって
  リンゴを食べさせてあげる「彼女」の姿が。もはや口移しだったとしてもおかしくはない

「ネクタイしたまま眠る僕を見て」
「彼女はゲラゲラ笑ってる」

 →これはピロウズの他の曲でもよく見られるパターン。
  せわしない日常や社会の喧騒(もしくは彼女自身)に翻弄されてヘトヘトになっている僕と、
  そんな事はおかまいなしにマイペースでちょっと勝気で、とびっきりキュートな彼女。
  可愛い関係だ。
  
「ワインの栓が開かない週末」
 →週末にワインを開けるのが習慣なのだとしたらかなりオサレと言えよう。
  「ワインを飲まない週末」という単純な表現にしないところが好きだ。

「アンティークのスプーン」
 →生活必需品ではない上に高価。しかもそれを磨いて過ごす週末。もうこれはオサレ以外の
  何物でもない。

「1ダースのロケット見送って」
 →これは何を表しているんだろう?わかる方がいたらぜひ教えて


「キャンドルを吹き消して ケーキを切ろう」
 →パーティーか誕生日か記念日か。ひょっとしたら東京タワーをキャンドルに見立てて
  なんてことも言い出しかねないよこのカップルなら。

「大きいサングラスの彼女は無言で誘ってる」
 →最近のファッション雑誌を見ればわかるが、大きいサングラスはお洒落に見える。
  外国のモデルやハリウッドスターがよくかけているようなイメージ。

  しかも無言で誘うて。上級者だ。きっと視線や唇からはフェロモンビームが大放出
  されていると想像できる。

「裸になってブランケットくるまっていよう」
 →ここが一番リスナーを悶えさせたんじゃないか?あまりにストレートだ。
  実際私もその光景を想像してしまって何故か顔が赤くなってしまった。
  別に自分が純情なわけではないが、何度も言うようにさわおがこういう歌詞を
  書くこと自体が(略)

「狭いベッド さあ眠ろう」
 →もう何も言うことはありません。いつまでも眠り続けてくれ
  外の世界なんて知らないでさ。
  余談:歌詞を掲載してる大手サイトでは、この部分が「さあ踊ろう」になっている
     ところが何社かある。なんでだ?さわおは間違いなく「眠ろう」と歌っている
     はずなんだけど。
     でもこの流れだったら「踊ろう」も意味深でいいなぁ。案外この2人の世界に
     合ってたりして。


~全体を通して~

ふと思ったんだけど、この詞に出てくる二人称が「キミ」ではなく「彼女」である
ことが、大人っぽさを醸し出している原因のひとつかもしれない。
ラブラブな2人っきりの世界のことを歌っているはずなのに、
誰かに説明しているような、どこか他人行儀な語り口なのだ。

思うにこの曲は、彼女に向けて自分の気持ちを伝える歌ではなく、
自分の置かれている状況や彼女に振り回されている自分自身を客観的に認識し、
それすらも楽しんでいることをつぶやいている歌なんじゃないかと思う。

うーむ。 大人だ。

振り回される事をも楽しめる、大人の男の魅力。
なのにそんな僕は、全く逆らえないほど彼女にメロメロなのだ。少年のように。

この曲の世界にも、そういう「ギャップ」が存在しているような気がする。

・・・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・・・

どうでもいいおまけ

冒頭で「耳で内容を聴いていた」と書いたけど、たまに弊害がある。
「空耳」というやつだ。
ここまで書いた通り、とても素敵な世界の歌詞なのに私は

「下着のままでリンゴの皮を剥き~♪」
       を  
「下着のままでリンゴ農家は思いっきり~♪」

だと思っていた。

パンイチでリンゴを育てる農家。

意味がわからない。

思いっきり何をどうするつもりだったんだ。

小一時間自分を問い詰めたい。

やはり一度は歌詞カードを見ながら聴こうと思った。


あぅいぇ!
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by feelin-groovy | 2009-07-01 20:25 | 曲のレビュー